キシキシぷらむ視界

だらだらと長いだけの日記と、ちょこちょこと創作メモのような何かがあるブログ。

のびしろ

はるか昔、小学校低学年のころ。何かのおりに、担任の教師から、「自分なりにがんばったからこれでもうおしまいと思わないで、あなたにはまだまだのびしろがあります。もうちょっとねばってみましょう」といったコメントを頂戴したことがある。私は母に問う…

とある従者のはなし

これまで何人ものメイドにお世話になってきた。そこはかとなく感じる個性はあっても、やっぱりメイドにとってわたしの視界はしょせん職場。だいたい平均的。可もなく不可もなく。そうでなければいけないだろうし、いなくなってしまうし。だから一人ひとりの…

さんたすよん

たとえば、7を3と4の合計だと考えている節がある。間違いではない。けれど少し遠まわりをしている。説明をするのが難しいが、Aという作品をBの絵柄でしか思い描けないことがある。例を出してみるとすると、ハイスクールオブザデッドの会話のシーンがデ…

めも

わたしが君の前からいなくなったら、少しぐらいあの子に抱いたような後悔とか未練とか、そんな感情を、わたしにも抱いてくれたらいいのに。

書くこと読むこと聞くこと

気づけばもう二月。今年はここの日記の更新頻度を上げたいなと漠然と願っていたが、具体的な努力なくして叶うことであるはずがなかった。一方で手書きの日記はおおかた休みなく続いている。その日その日の何やかやを文章化する、その力をほとんどそちらに費…

点と点をゆるゆると

ゆるゆる歩きながら、シャワーに当たりながら、食事をしながら、妄想をする。瞑想などとうそぶくまでもない。作業のかたわらに常にさまよう残像がある。可能であればノートに書き留める。点と点がどうにか波線ででもつながらないものかとペンの頭を噛む。あ…

明日から本気出す。

お正月ももう期限が切れたかなと思わせてくれる1月4日。新年を口実に極限までだらけていた日々の余韻をせめて今夜は満喫したい。一年の計は元旦にありとか申します。そんなに限られた時間の枠で残りの364日と半日が決まるなんて、大いに異議ありと潔く正々…

あけましておめでとうございます、2015。

遠くで聞こえるラオス音楽の重低音、パチパチと上がる花火の音、夜独特のそこそこの静寂のなか、年越しを待った。修練所に来て二度目の大みそか。来年はどうだろう。まだここにいるのだろうか。こんな夜を過ごすのだろうか。大勢だけど、ひとり。ひとりだけ…

私を月まで連れてって

to the moon and back なる表現があるらしい。月につれていって、戻ってこれるぐらい。ということだそうだ。I love you to the moon and back、つまり、「愛する君のためなら月まで行って帰ってきてみせよう」、こんな具合だろうか。半年ほど真面目に勉強し…

まァた、ぷの字が悶々してるときた。

どういうしくみになっているのかは杳として知れないが、たまにじっと自分の中にこもりたくなることがある。多くのことがひたすら滞るとき。自分がこもるというより、耳に入る音すべてがこもってしまっているような感覚に近い。そういう時私の場合は、外界と…

確かに存在する「 」

反省している。何についてかというと、もうこの自分という存在そのものについて全般的にもっともっと恥を知るべきだと思う。猛省しても足りないほどに、悔いるべきことがあまりに多すぎる。あまり真面目な話をするのも私らしくないのでシンプルにまとめる。…

メリークリスマス。

現実世界が様々な意味において充実している方も、そこはかとない哀愁を感じているあなたも、昨日はただの12月25日でしたというかくも冷静なる諸氏も、みなみなさま、とにもかくにもメリー・クリスマス。お察しのとおり、今年も寝正月を先取りしたクリスマス…

限りなく透明に近いグリーンなデュラハン

道が、常にあなたの前にありますように。風が、いつもあなたの背中を押してくれますように。太陽が、あなたの顔を暖かく照らし、雨が、あなたの畑に優しく降り注ぎますように。そして、再び会う日まで、神様が、そのてのひらで、あなたを、優しく包んで下さ…

うさふわぴんくちゃん

ほんのりオンナノコな話。先日購入したうさちゃんワッペンのふわふわアウター。店頭での手触りが天国だったので、お手当前なのに手にしてしまった。で、今日、とても寒いと思ったので、いそいそと うさふわぴんくちゃん(命名)を取り出して袖を通した。同時に…

2014年を振り返って

12月には、一年を振り返って記事を書く。それが私の日記における毎年の習慣。今年は早いけど、もう振り返ってもいいかな。様々な事象に心動くことはあるけれど未だ記す術を知らない。何を書いてもぼんやりとした言葉しか出て来ないだろう。ならば、もう少し…

うさぎさん飼いたい病

第43次(適当)うさぎさん飼いたい病に罹患中。うさぎ、飼いたい。うさぎを飼いたい。ああもう、うさぎを飼いたいうさぎと暮らしたい。と言う私はうさぎを飼ったことは無い。だからこその憧れでもある。うさぎ、良いなあ。良いだろうなあ。ちなみに犬なら幼少…

最近の

異様な眠気が毎週半ばに襲って来るので、それに対抗すべく策を練った。まず、ドーパミンを出しまくる。ドーパミンについては未だその仕組みなどが完全には解明されていない様だが、とりあえず動けば分泌されるものらしい。という訳で、お茶のティーパックが…

今年はどうもバイオリズムがおかしい気がする。秋から冬にかけてはゆっくりと料理をしたくなるのに、現在のところ、そうした余裕があったら他に回したい。時間が足りない訳ではないし、むしろ余るほどあるはずなのに何くれとなくもったいない、惜しいと感じ…

うさぎ萌え

ああ、眠い。眠いのです。またも睡魔に日々駆り立てられる期間が来たのでしょうか。実は、と言う程のことでもないが、ここ数日ちょっとした棘のようなものがこう、心と脳の間に引っ掛る事が。思わず「らめ」と静かに呟いてしまうような。分かった。眠いのは…

嘘なら優しく

中学校の頃に夢中になった本を無料WEB書籍で見つけ、再読している。あの頃は小説家になりたかった。だからこの本もお手本だった。それまでに読んだ物語にはなかった描写の数々にいちいち圧倒された。いつか、こんなふうにことばを操ることが出来るようになっ…

秋の夜長のひとりごと

人間が脳で思考して言葉や行動に移す以前に、無意識の欲求は身体の各部位にはっきりと現れている。と、3年前くらいかな?教わった覚えがある。実際にはどうかわからないが、私も身近に経験している。まだ小学生だった頃の話だ。柔道の試合、畳を挟んで向か…

すかいぷ女子会議

最近は長年の友達2人とSkypeなるものをしている。そこで、恋愛において相性というのはどこではかるものか?という話題になった。というのも友人その1が結婚という華々しい予定を立てつつあるからだ。ちなみに友人2は既婚者。その3である私はその手のこと…

お久しぶりです。

昨晩、夜の窓越しに白い気配を感じた。見るとガラスの外側にぺたりと張りついたヤモリの姿。特に害を為す訳でもなし、時にしなやかに、あるいはつるりと滑る様にしてうごめく姿を眺める。君は世界中どこへ行っても何となく生きていけるというか、生活できそ…

緩やかな死

いや、アレだ。まあ自覚はしてたが… 「 デブは存在がマナー違反 」ってお言葉を頂戴した。私、こう見えて性別は女である。 今流行りの断捨離を特集した雑誌を見ながら気持ちの整理メモなるものを書いたり、散々プラスに考えようとした。 「この先生と生徒た…

存在が不正解

骨無し皮肉が溢れてるみすぼらしい人 着飾った人面白可笑しく指を差されて自分が正解と大口で叫ぶ誰か教えてくれ私のどこが不正解だろう自嘲してそれも笑われてよくあるパターンだとネタにされ誰かに愛されたあの両目は動物園みたいに私を眺める不正解だよと…

そして彼女は咽び泣く

閉じ込めた記憶を開ければ声は未だに禍々しい近頃 わりと幸せで慣れた言葉が痛かった私に正邪は愛せない

ぐるぐる

胃が私の意志に反して吐き気を催すほど急激にぐるぐるとかき回される。電車で3駅離れた所にあるほんの少し高いケーキ屋の品高い栗の濃厚な香りのする、大好物のはずだったモンブランも何故だか今日は過剰なまでの悪臭を放っている。試しにほんの一口だけ舌…

てくてく

私はもう少し、あるいはしばらくの間、型にはまった方が良いのではないか。ふとそんなことを感じている秋の休日。歩き方が悪いのか、新しい靴をおろすと高確率でかかとが血まみれになりシャワールームはもれなく苦行林と化す。これを回避するには、足全体を…

ゆらゆらゆらぐ

先が見えない不安は、不安定とは異質に思う。やってみなければ吉と出るか凶となるか絶対に分からないし、取り掛かってから自信を失って世界がゆらぐ。しかし、自身が揺れ動いている不安感とゆるい期待との相性の良さにはいつも救われている。運がいいのかな…

LAOSグルメ写真

LE VENDOMEla GondolaL'Adresse de Tinayこれらはすべてランチメニュー。基本60000k(約650円)内で楽しめる。