終の住処

BGM:「 ツバメ 」ツヅリ・ツクリ

ついのすみか。

最後に、最期まで、そこに留まると決めた場所。 
大きな変化もなく、朝と夜と季節がひたすら繰り返し、諦めと安心が入り混じったぬるい平穏、そんなイメージ。

毎日こまごまと掃除や洗濯、料理をする。ゴミはあまり出ない。ゴミになるものがそれほどないから。

情報よりも知恵を糧に生きる。
そしてそれを口伝えに遺すこともしない。
ただし手書きの日記だけは例外。
私が死んだらそれら紙片は焼いてくださいなんて考えない。もう自分には関わることができない未来のことは、語らない。

決して孤高なんかじゃない。
まさに孤独でしかないのに、ひどく、つよく惹かれている。

パスポートの期限切れるの、いつだったっけ。先ずは自立がしたい。稽古最後の黙想中にそんなことを考えていたらいつの間にか睡魔に負けて後ろにぶっ倒れた今日のぷらむ。