キシキシぷらむ視界

だらだらと長いだけの日記と、ちょこちょこと創作メモのような何かがあるブログ。

処世術

   


BGM: 「POP」ミドリ


幼少期に教えられてきたのはしつけではなく、処世術だったのではないか。過去を振り返ってそう思った。

とても残念なことに私は家族と上手にお付き合いができていない。
ようやく家族と離れて、冷静に感謝の気持ちを感じるようになった。そんな状況である。


あの時少しだけ恐れていたものは、いつのまにか大切な糧になって私の日常をまわしている、そう思えるようになった。

おかげさまで食後の茶碗はつるりと平らかである。ラオスに住み移った今では滅多に白米を食べることがないのだが、主食のもち米もかけらの影すら皿の上に認めたくはない。
そこは有り難い教育だったと言えるものの、それ以外はどうにも納得しかねる部分が多いと、そこはかとなく感じてはいた。

処世術、これだ。これは処世術なのだと思えばすんなりと落ちる。
上手く応用すればしつけになり得なくもなかったのかもしれない。
しかし、物心がついて毎日まいにち叩き込まれたところで頭でも心でもまったく理解などできていなかった。
気付けば私は大変裏表の激しい鈍臭い人間になっていた。

本当は嫌なことをされたら怒りたいし、歩くのに疲れたら足を止めたい。その表面と心の裏表のバランスをとっていく過程で親を憎んだりもしたけれど、それで何かがリセットされるわけでもない。

美術や創作、好きなことなら別だが、私は元々何をするにしてもひとより数倍も時間がかかる。
だから反抗期も平均よりずっと間延びしていたのだろう。

さて、そろそろその処世術とやらを活かしていこうかな!
脳内シミュレーションしてみたが、いよいよ以って八方美人の悪人感が極まる気がしてならず、どうにもこうにも躊躇われる。
ここからがまた長い。大変だ。



ぷらむの近況。BF(仮)の肝試しイベントで25000位ぎりぎり切ったが、まだ油断ならない状況…熱くなる日々を送っている。無課金でやっていくのはやっぱり厳しい。本当に厳しい。